どうもかいさるです
近頃の寒波、寒いですねぇ~:;(∩´﹏`∩);:
最近まで「今年の冬も去年のように体調が悪くなるんじゃないか?」と寒さに恐怖していました
そして、今回の寒気です
この数日、寒い早朝から普通に働けてるところを見ると、どうやらあの最悪の体調不良にはならずにすみそうです
で、今回は体調が復調してこの一年の身体の状況を冷静に振り返ってみたいと思います
- 年のせいか疲れがぬけないなぁ
- 目が見えづらいなぁ、疲れ目かなぁ
- 肩が異常にこるなぁ
- 茶碗を持つ手が震えるようになったなぁ
- 緊張するとクラクラするなぁ
- 集中できず、頭が回転しないなぁ
- 高速道路を運転して他の車が近づいてくると怖くて身体が硬直するなぁ
- 筋力が落ちたかなぁ
- 性機能が衰えてきたのかなぁ
みたいな状況がある方は一度この続きを読んでいただければと思います
二重苦
まず、今になって振り返ってみると私は2つの原因によって体調不良を引き起こしていました
ひとつは強烈なストレスから来る緊張不安(発作)、もう一つはこの7月に判明した脳動脈狭窄です
※脳動脈狭窄が進行すると脳梗塞です
このふたつが重なって発生していたようです
以前、脳動脈狭窄が判明する前に書いた記事です↓
おそらくですが、何年も前から少しずつ狭窄が進行して血管が狭くなり、血流が悪くなり、脳への栄養や酸素などが滞っていったのだと思います
動脈硬化ですね
それから来る体調不良の上に重なったのがストレスから来る緊張不安で、結果的に発作のようなものが起こるようになったのだと思います
なので、もしかしたら脳動脈狭窄からくる体調不良がなかったらストレスも発作までは出なかったかもしれないです
去年の12月に発作が出るようになり降圧剤を服用、血圧は安定していきましたが体調は改善せず退職
退職を伝えてからは少しずつ発作は無くなっていきましたが体調不良はおさまらず
今年7月に脳動脈狭窄を発見し、薬の服用で徐々に復調、現在に至っています
脳動脈狭窄
脳動脈狭窄はいわゆる動脈硬化で血管内にプラークが溜まり、狭くなっていき血流が悪くなります
進行すると脳梗塞になります
狭窄(進行すると脳梗塞)が起こる位置ですが、太い血管部分は木でいう幹の部分にあたるのでそこで狭窄が起こると末端の枝部分まで血液が流れなくなり、脳の大部分に大きなダメージをくらう事になります
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高い人は要注意です
とくにストレスの高い人や運動不足、喫煙をする人は要注意で、私は全部あてはまってました・・・💦
喫煙習慣はいくら他の生活習慣を見直してもLDL(悪玉)コレステロールを下げる身体の機能を無効化してしまうので最悪です
結果、脳に栄養や酸素が廻らず脳機能の低下が不調の原因になったのだと思います
私の動脈の狭窄で起きていた症状はこんな感じです
脳動脈狭窄の症状
おそらく狭窄が起こる場所や進行度によって症状は違ってくると思うのですが私の場合は
①ひどい肩こりです。もともと肩こりはあったので気にしていなかったのですが、ここ数年はひどくて頭や目も凝っているような感覚でした
②左腕に力がはいりにくい。生活の中でおかしいなと思ったのが、お茶碗を持つと震えるようになった事です。他に比較的軽いものを持つと震えます。物をよく落とすようになってました。コブシを握ることは出来るんですが、もう一段階にぎりしめると力が入ってる感じがしないです。私は右脳の方の動脈に狭窄ができていたので左腕い出たのだと思います。
③頭に靄(もや)がかかったよう。ずーと頭の中が止まっているようで回転しなくなります。そのせいで知人と会話をしていても数分で続かなくなり非常に疲れます。仕事でイレギュラーが起こると思考停止状態になり、次に何を行動していいのかわからなくなってました。
④運転が怖くなる。街中を車でゆっくり走ったりしてる分にはあまり不安はなかったですが、バイパスや高速に乗って真っすぐな道になると緊張でこわくなりました。高速で周りに車が数台いる状況になると頭の処理が追いつかず、怖くなって動機や緊張や大量の汗、身体が硬直してサービスエリアや一般道に逃げる事がありました。
⑤身体と感覚がズレている。たとえば急に横を見ると見えてる画像があとから追いついてくるというか、カメラのオートフォーカスみたいな感じですかねぇ、視野も狭くなっていたと思います。
⑥頭がパンパン。意味がわからないと思いますが、ずっと頭に血が登ってるような感覚です。なのでなにかに集中したり、熱中したりできず、ずーっと軽い麻酔を打たれてるような感覚です。
去年の冬はこういう身体の状態の上にストレスが重なって発作を起こすようになったのだと今は理解しています
発見・治療
内科、泌尿器科などでいろいろ診てもらいましたが、結局脳動脈狭窄だとわかったのは通院から半年後でした
去年の冬のMRI検査では大きな異常が発見できず、それからは血圧を下げる薬を服用して様子を見ていましたが、半年後に再度MRI検査をしたことで狭窄を発見
手術はリスクがあるので血液凝固の進行を抑える薬を服用して様子を見るという事でした
薬の効果は身体になじむまで1,2か月かかるので様子を見るという事でしたが、確かに1,2か月で私の場合は劇的に回復が見られました
まず、頭がスッキリして肩こりも無くなり、身体の違和感も無くなってしまいました
現在の心境
薬の服用は続けなければなりませんが、今は非常に調子がいいです
定期的なMRI検査は必要になると思いますが、これからはしっかりと自身の体を把握して管理していきたいと思っています
だれかが「自分の身体は車のように乗り換えられない」と言ってましたね
まさにその通りだと思います
漠然と「自分は丈夫、無理しても大丈夫」みたいな意識があって、若い頃から身体に負担をかけてきた報いですね
身体の不調がキッカケで退職・再就職をして生活が一変しましたが、「良かった」を思っています
自分の周りの人達も「良かった」と言って安心してくれています
もし私と同じ症状がある方は、それを「老化」とか「疲れてる」と思うのではなく「万が一」を考えて医者に行ってほしいですね
私も脳梗塞になってしまっていたら、医者もすぐに原因を発見できたと思うんです
時間がかかりましたが脳梗塞になる前に発見できたのは、やっぱり通院していたからだと思うので、様子がおかしいと思ったら
「病院、行ってください」
参考になればうれしいです、ありがとうございました
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