どうも かいさるです。
いよいよ初夏を感じる日がちょくちょく出てきましたね
気温が高くなってきたせいか、体調は良いです
今回は私が体調を崩した時の話です
同じような症状がある方には、なにか参考になるかもしれません
この話より3・4年前からひどい肩こり、息苦しさ、頭痛、手の震え、好きな趣味に興味が持てない、楽しめない、仕事に集中できないなどスッキリしない期間が続いていました
身体の丈夫さには自信があったので「年のせいだろう」と思っていました
2023年 冬を迎えた12月にそれは始まりました
車通勤をしているのですが、駐車場は社屋から離れており徒歩で5分ほどかかります。
その日も、いつも通り社屋に向かって歩いていると、喉から気管のあたりにかけて熱くなるのを感じました
そのまま歩いていると首、肩、背中、腕、頭などの上半身が徐々に締め付けられるような痛みが出てきました。血圧計で腕が締め付けられていくように強くなっていく感じです
それが強くなっていって、「これからどうなるの?死ぬのかな?」と思うほどです
体を動かすのが次第に辛くなっていき、やっとの思いで社屋に着き椅子に座ります
気が遠くなり体が動かないのをじっと我慢していると5分から10分程度で今度はガスが抜けていくように締め付けが無くなっていきます
その後、強い発汗と疲れでぐったりするので、ゆっくり動き始めて業務を始めるのですが、そんな日が続き、休日には病院(内科)に行き胸部レントゲン、採血、エコーなどで診てもらったのですが異常なし、診察時は症状が出ていないため、とりあえず血圧が少し高いので毎日計るように言われました
確かに朝計ると上150前後、下100強と高かったです
その発作のような症状が2週間程続いたある日、今までより強く長い痛みが出て治まった後、めまいやふらつきで動けなくなり救急で運ばれました
意識はありました
心電図、頭部CTなど診てもらっているうちに、症状が改善していきました
先生は「時間とともに回復していくようなので狭心症や脳梗塞などではないと思う、症状が出る前に喉が熱くなるというキッカケみたいなものがあるなら緊張からくる発作みたいなものだろう」とおっしゃってました
それからは内科で頭部MRI検査など診てもらいましたが大きな異常は無し、ただ血圧はやはり高いので降圧剤を処方されました
その後は妻に会社の前までの送迎をしてもらい発作自体は避けることができました
妻がどうしても都合がつかない日に、自分の運転で出社した日は社屋に向かう途中やっぱり発作がおこりました
それで駐車場から社屋に向かう途中で発作がおこる事がわかりました
自分でいろいろ調べてると男性更年期障害というワードを見つけました
長い期間ストレスが続く環境下にいると男性ホルモンが減少し、更年期障害を発症する方がいるとのこと
その症状は急なほてり、発汗、無気力、好きなことでもやる気がおきない、男性の機能が弱くなるなどでした
「当てはまるところはあるけどほてりのような生易しいものじゃないけどなぁ」と思いつつも「男性更年期障害なら治療できる」と思い、泌尿器科をたずねて男性ホルモンの検査をしてもらいました
が、男性ホルモンの量は十分でした
更年期障害ではなかったです
先生には、かなりしんどいならと心療内科を勧められました
もうこの時点で原因は会社だとわかりました。身体は丈夫で若いころから気合と前向きな心で、くじけずにやってきた自分が、メンタルから身体に不調が現れたのはショックでした
その後も降圧剤を服用していましたが、やはり体調は不安定でした
心の踏ん張りが効かない
心療内科を受診しようとも思いましたが環境を変える事を選び、退職を決意しました
これは私の場合、以前に役職を解く希望を会社が受け入れてくれなかったことや、5年後くらいには準備をして退職するプランを考えていたからです
ストレスからくる身体の不調の原因はわかりずらく、いろいろな診察を繰り返して消去法でしか出せないようですね
年を重ねると、さまざまな原因で不調が出てきます
重大な病気が隠れている場合もあるので「おかしいな」と思ったら病院で診てもらいましょう
それから3か月ほどが経ち、降圧剤も身体になじんできたみたいで血圧はさがり、退職を決めたせいか、身体も心も軽くなってきました
気力も以前よりは充実してきたと思います
今当時の状況を振り返ると自分の症状は「不安障害」だったと思います
そこへ高血圧が重なってたのかもしれません
不安障害にも種類があり薬とカウンセリングなどの治療が有効だそうですが、自分はこれを機に十分心を休めて新しい生き方に挑戦しようと思います
そのために心と身体の両方の健康に注意したいと思います
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