企業型確定拠出年金をチェックしました

お金のこと
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どうもかいさるです

退職後、いろいろと手続きをしなければならない事があるんですが、その中のひとつ

会社が準備してくれて、運用してきた企業型確定拠出年金のチェックをしました、これ以降は企業型DCと書かせてもらいます

12,3年前から会社が導入してくれたものです

私が所属していた会社の場合、退職積立金の1/3にあたる金額を毎月拠出してくれて、運用は個人がおこなうものです

なので今回の退職で受け取る退職金は拠出分を差し引いてからもらう事になります

拠出金額と運用益は60歳になってから受け取ります

今回は企業型DC、退職後はどうなる?と運用方法方針についてです

企業型確定拠出年金概要

簡単に説明をしときます

企業型DCは企業が掛け金を毎月積立て(拠出)し、従業員が個人で運用をおこなう制度です

メリットは

  • 運用で出た利益は全額非課税となること
  • 60歳を迎え受取時にどの受け取り方によっても税制優遇が受けられる
  • マッチング拠出(会社の拠出分に加え、自ら拠出し積立額を上げる)をした場合、その上げた掛け金分は全額所得控除の対象になる(企業の拠出金額を越えない、合計金額に制限あり)

デメリットは

  • 60歳まで受け取れない
  • 個人の運用能力で差がつく(マイナスになることも)
  • 企業が拠出する企業型DCの口座を作った金融機関によって運用できるファンドが違う、取り扱いファンドが少ない、良いファンドが少ない

私としてはマッチング拠出をするなら、ネット証券でiDeCoにお金をまわす方が良いファンドを選べると思います、金融機関がもうかる手数料の高いファンドの品ぞろえが多い気がします

もちろんiDeCoやつみたてNisaを満額やってて、さらに余剰資金をマッチング拠出にまわしたい方にはいいかもしれませんが・・・

60歳まで受け取れないのは老後資金作りの救済制度なので仕方ないですよね

退職後の手続き

企業型DCに加入していた人が転職・退職をすると、加入資格を失うことになります

その場合、6ヶ月以内にiDeCoまたは、他の企業の企業型DCに移換しなければなりません

しなかった場合、これまで積立、運用してきた年金資金は国民年金基金連合会に自動移換されます

そうなると運用自体が止まり、連合会に移換する費用、さらに管理手数料が運用資金から差し引かれ、またそれを企業型DCやiDeCoに移す時はまた手数料をとられます

さらに60歳になった時、拠出年数が通算10年を超えてないとすぐに受け取れないことも・・・

最悪です💦

手続きの書類は送ってもらえるので忘れずに手続きしたいと思います

どうするかは、書類が届いてから少し余裕があるので拠出金額の調整含め、ゆっくり考えたいと思います

運用方針

とりあえず、企業型DCの資産は総資産の一部ですので現状のポートフォリオのまま運用します

運用期間が長いので基本は何もせず、ほったらかしで十分ですが

年に一度程度チェックしてるのと、コロナショックのように相場が大きく上下している時はチェックするようにしています

あと年齢とともに少しずつ株式の構成比を減らしていくつもりです

私の現状の構成比と役割を少し書きます

確定拠出年金傷害保険(元本確保)

掛金は10%

企業型DCは60歳まで出す事ができません、なので運用する上で、これが現金と同じ役割をします

防衛目的ではなく、暴落時で株も債権も下がった時に、スイッチングで株を買うためです

定期的におこなうスイッチング時、上げ相場でどの商品も上がりすぎていて、そろそろ下がるだろうなという時に一時的な退避場所として使います

バランス型ファンド

掛金は10%

自分の年齢にあったバランスファンドです

債権比率を高くしたファンドです

要らないといえばそうなんですが、自分の年齢に合ったプロが考えたファンドなのでその成績と比較するため買ってます

今のところ、自分の運用成績のほうが良い結果になってます

日本株式

掛金は20%

いままで資産を増やしてくれたサブです

先行きは不安ですが、他に日本株は少ししか持っていないので、そのまま持っておきたいと思います

外国株式(為替ヘッジ無し)

掛金は35%

メインの投資対象です

いつも大幅に増えるとスイッチングで日本株を買うか、確定拠出年金傷害保険を買って資金を待機させ、下がったタイミングでもう一度外国株を買ったり、日本株を買ったりしてました

日本債権・外国債券

掛金は10%と15%

債権は難しいので固定で触らないです

防衛目的です、年齢を重ねるごとに掛金比率を増やしていこうと思います

まとめ

下のパーセントが切れててすいません、2023/05末時点の私の口座がある企業型DCの運用利回り分布状況です

縦軸が「万人」、横軸が「利回り」です

私は利回り5.8%(オレンジ色)のところにいます

積立の場合、平均利回り5%で10年継続すれば資産は130%程度になり、20年缶継続すれば170%くらいになるので、私は平均利回り5%以上を目指していきたいと思います

現状、拠出額合計の総資産は150%になっています

運用期間の通過点に過ぎませんので気を抜かないように見ていきたいと思います

 

長い運用期間になるので若い人であればリスクをとって良い利回りを狙うのもいいですし、定年間近の方々は安全資産にシフトしていけば良いと思います

0%代がやたらと多いのは、リスクが怖くて元本確保型を選んで放置している方が多いのだと思います、もったいないです、このブログにたどり着いて頂いた方は、ぜひリスクをとる事を検討してほしいと思います → 実は怖くない投資のはなし

あと利回りがマイナスになってる方がおられますが、これはマイナスになってる商品をスイッチングすることで売却(確定)させてしまったからです

積立では「損切り」をするは必要がない、というかタブーです

絶対にマイナスになった資産を売却(確定)させてはいけません

マイナスになっていても含み損になってるだけで、また上がってきます

スイッチングで売却(確定)すると、そのマイナスを確定させてしまうんです

なので基本は値上がりして含み益を持ってる銘柄の一部を売却し、そしてその売って確定させた資金で値下がりしてる銘柄を買うのです

それがスイッチングです

これで もうかったお金で安くなった銘柄を買え、時間がたってその銘柄が上がってくると資産が倍増します、その一部を売却して、また他の安くなった銘柄を買うというのを繰り返します

そして複利のパワーを加速させていきます

つまりルーチンでやらなけえばならないのが、定期的に増えたり減ったりした資産を「拠出額の分配比率」と同じ比率にスイッチングで戻す、これで先で述べた作業が完了します

 

私が投資をするようになったキッカケはこの企業型DCです

人生にとってプラスになると思うので、ほったらかしにしている方は一度、見直してみてはいかがでしょうか?

また、入っておられない方はiDeCoやNisa、来年から始まる新Nisaなど優遇制度があるので検討してみてはと思います

やらないリスクの方が高いと思います

ありがとうございました

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