どうもかいさるです
求職活動中の私ですが、次の職業や働き方を考える上で、どうゆう会社をどうゆう条件で探せばいいのかが悩みの種でなかなか答えがでません
50歳目前ですし、健康を最優先で考えてはいるんですが・・・
私はある中小企業1社で最近まで働いてきました
ストレス、体調不良がキッカケで退職をきめたのですが、それまでの数年、いや入社以来ずっと退職は頭の片隅にありました
踏ん切りはつかなかったものの、自他の理由に関わらず退職する日が来るかもしれないというのはありました
なので金銭に関係なく自分なりにがんばりましたし、なかなか他業種では潰しが利かない仕事だったので経験できるものはすべて受け入れました
経験を手にいれるというのが最優先でした
責任や面倒から逃げる従業員ばかりだったので出世できたのかもしれません(;^_^A
与えられた仕事や役職を拒否する事もありませんでした
「あかんかったら降りますね」と言って引き受けてましたね
20代で管理職になり、当時1事業所60人程度のほとんどが年上の部下でした
能力は別として人格の悪い人は、ある程度は淘汰されますし
まぁ苦労はしましたが、身になると思って丁寧にがんばっていれば周りは認めてくれるもので、なんとか今までやってきました
ただ、「どうせ退職するんならもっと早くやめておけば良かった」というのがどうしてもあるんですよね
なので、現役で頑張っておられる方の参考になればと、私見ですが「こういう会社はやめるのも有りかも」みたいな例を書いてみたいとおもいます
あくまで私見なので話半分でお願いします
私の退職理由
まず、私の退職理由は人間関係ではありません
もちろん若い頃は我の強いおっちゃん、おばちゃんが多く、トラブルメーカーや言う事を聞かない訳のわからない自分に都合の良いプライドを持った熱いオヤジとか・・・めんどくさかったですね
年代的なものもあると思います、今の60~80歳くらいの人達でしたから・・・
もちろんかわいがってくれた方もいましたし、難しい人にはゲーム的に「こいつ攻略したろ」みたいな感覚でやってたので人間関係的はなんとかなりました
苦手な人はもちろんいましたよ((+_+))
結論ですが叩き上げではない経営者が原因です
人として嫌いなわけではありませんでしたが、経営者は代々親族で受け継いでいく会社でした
トップは2代目でほぼ仕事のことは知らず、オーナーっていう感じで、実質取り巻きがすべて動いて、その取り巻きとの話で物事を決めたり、スケベ根性で寄ってくる輩と話をして利用されたりしてましたね
次期オーナーの3代目はほぼ現場経験なしで役員になり、積極的に外部からの情報で新しいことを取り入れようとするが場当たり的に事をすすめる為、成功に繋げられないタイプでした
だいぶお金を捨ててましたね
規模は大きめでしたし、創業以来100年近かったですが内容は家族経営というか商店って感じでした
結局、これらの人たちに振り回されてキャパを超えてしまい、ストレスから体の不調が発生し退職のキッカケになりました
自分の立ち振る舞いにも責任があったとも思っていますし
長い間、働く機会を与えてくださった事には感謝しています
こんな会社はやめた方がいいかも
中小企業にありがちな事柄ですが参考になれば幸いです
大きな決定権を持つものが経験・情報ともに不足している
ここが一番問題だと思っているのですが、大きな決断をするには社会や業界、従業員、業務内容などのことを「知る」という事が重要になってきます
判断材料は多い方が有利ですからね
この手の会社はカンフル剤的な、すぐに効果がでる事ばかりに気がいきます
物事には過程がある事を知らないので何でも簡単に考えがちです
そしてカンフル剤はすぐにその効果が薄れる事に気付きません
未来がイメージできていないので、取り返しのつかない事もとりあえずやってしまいます
経営者が「間違った判断をするなぁ」なんて感じたら、よく見てください経営者がコミュニケーションをとっているか?
もしくは情報が正確に経営者に届く仕組みができているか?
経営者の周りの人間が代わりにその役をになっているか?
自分より社会、業界、自社、業務内容、従業員のことを知っているか?
これがないと全てが安易な行動と決断になり、場当たり的で効率が悪く、改善やフォローなどで従業員にも無駄な負担を掛けてしまいます
私がいた会社のトップは話になりませんでした
組織・仕組みができていない
上からの続きになりますが、コミュニケーションや知る事を怠たる、あるいは軽視しているため、実は会社の成長や運営に必要・重要な新しい部署・部門・係などが要る事に気付かない
責任の所在がはっきりしないため見て見ぬふりでほったらかし、気付いてなんとかしようとする人ほど本来の業務量が多く業務にしわよせができる
組織・仕組みが変わらない
ほとんどの従業員が何十年も同じ仕事をしている
役職もほぼ変化がない
数年である程度習得できるような仕事にもかかわらず、異動などで他部門などの経験、スキルアップをさせず適正やキャリアなども考慮しないでほったらかし、長くやってればプロだと勘違いしている
ぶら下がり社員には天国だが、本人にその意識はない
特定の社員の業務負担が大きい
そもそも会社で行っている仕事の質や量を把握していない
そのため、振られやすい人、頼みやすい人などの日々会社に貢献している人、また仕事のできる優秀な社員に偏ってしまう上に、優秀なのでちゃんと成果を出してしまう
それを会社は当たり前に思い、さらに負担させる
優秀な社員がつぶれる
女性が出世しない
たぶん、「女性は結婚して辞めるから」みたいなのを数十年引きずっている
これだけで他の社風やルールがアップデートされていない事がわかる
重役が忙しそうに走り回っている
目標達成のための道筋をイメージできていない
「最小の労力、経費で成功に導き社会貢献する」
そのための「従業員のパフォーマンスを最大限発揮できる環境作り」に脳みそを使っていない
身体を忙しくして、それ自体に満足して「俺仕事やってます感」を漂わせている
細かなルール・マニュアルがない
アピールというか、自己主張の激しい社員が社長に直談判をして給料を上げてもらう
とかは、下っ端の時代によくありましたね(納得できませんでしたね、自分はそんな事できるタイプではないので、それが通るんかぁ 情けない会社に居るんやなぁと思ってました)
その社員が不正をした時に私が証拠をつかんで現場を押さえたんですけど、結局会社はその社員に「辞める辞めないの判断は自分でやれ」と指示し、まさかの「辞めない」という結果に!
笑うしかなかったですね、すべてが理解できませんでした
またダメな前例を作ってしまいました
会社はクビにする事にビビったんでしょうね
それで辞めさす方向に持っていったつもりが、相手が「辞めない」(;^_^A ハハッ!
この後もルールを作る事はなかったです・・・
会社である程度の立場になった時、あらゆる困難やトラブルに直面すると腹をくくった判断をしないといけない事があるんですよね
その時、「会社は私と同じ考えでフォローしてくれるのか?」または「私以上の判断をしてくれるのか?」不安になってこちらの判断・行動も鈍ってしまいます
20代から30代の社員がいない
長期的な展望がまったくないためこうなります
会社が教育や経験をさせない為、30代から進歩していないオッサンばかりになります
そのオッサン達が定年して退職金を渡し、定年前の6割程度の給料で雇い続けます
そのオッサン達は「同じ仕事やってるのに給料を減らされる」といいます
同じ仕事しかしてないのに何十年も給料上がってきたのにもかかわらずです
モチベーションの低い社員を高給で雇い続ける事になります
もう若い社員を雇う余裕はなくなっていきます
従業員のせいではありません
サービス残業が当たり前
これは私自身、若い頃自発的にしてました
平社員の場合は責任も軽く、自発的にやってる分にはいいのですが、こういう人が段階的に出世していくとそれが当たり前になります
それが社風や当たり前の雰囲気になってしまいます
私はタフな方でしたが、責任が増え新しく作業も増え月間300時間労働が1年続いた時はおかしくなりましたね
もちろん部下にはサービス残業をさせませんでしたが、名ばかり管理職を実感しましたね
たまたま労働基準監督局が入って解消されましたが、この時に私自身の考え方がかわりました
会社は残業を減らせという指示を出しましたが具体的な案などは何もありませんでした
「なんとか考えてやってください」みたいな感じです
教育研修がない
企業が成長するには社員の成長が不可欠です
そのボトムアップをしてくれるのが教育研修であり、社員の現場レベルの教育も時短ができます
上司だけでは負担が大きいですし、何よりレベルの個人差をなくせます
この長期的なコツコツやらなければならない事、時間をかけてしかできないことに手を掛けません
対策
自分の身は自分で守れですね
以前、私も若い頃は会社と自分は一心同体と思っていました
でもそんな風に周りの環境は自分に合わせてはくれませんしコントロールできません
やはり大小に関わらずですが主体性を持って備えておく事が大事だとおもいます
会社に所属しているから安心! 周りの人がこうだから社会全体の人もこうだ!
みんながやってるからこれでいい!
はたしてそうでしょうか?
自分で知る努力をして、自分で考えて、自分で行動をおこす
何か結果を出せた訳でもなく、えらそうな事を言える身分ではないですが・・・
手を抜かなかった分そこそこ給料は増えていましたし、退職金も会社にぶら下がっている人たちより多くもらえました
べったり会社に依存していなかった分、危機感から生活レベルをあげずに貯蓄していました
そして、時間がなくてもできるだろうと投資を学びました
このブログも今は方向性が決まっておらず日々のことを書いていますが、続けていれば次第に定まっていくだろうと思っています
そのうち収益化にも挑戦したいと思っています
私は現在無職中ですが、働いていた頃より心は乱れていません
小さいですが主体性を持ってやってきた事が少しの成果をを出してくれて、そこから少しの安心と選択肢を得ることができたと思っています
もし会社の環境をよく観察して自分にとって良い未来が想像できなければ退職を考えてもいいと思います
もちろん会社を変えようと頑張るのもいいし、会社でのポジションを変えてもらうのも方法だと思います
いずれにせよ、先のことはわかりません
いつでも主体性・自立心を持って、程度は人によりますが備えや準備をすべきだと思います
おそらくこの記事を読んで共感してくださる方は厳しい環境に挑んでいるのだろうと推測します
本当にヤバかったら私みたいに逃げるのも有りだと思います
自分の前の景色を変えるために一度考えてみてください!
ありがとうございました
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